住宅リフォーム業界にこそ施工手順マニュアルが不可欠

2020年2月末にリフォーム産業新聞社様より、業界待望の「住宅リフォーム向け施工手順・品質管理マニュアル」の第1巻「トイレ」がリリースされました。NEXT STAGE GROUPが制作協力をさせて頂き、非常にわかりやすく運用性の高い冊子が完成したと確信したと共に、沢山の方々にご購入頂きご利用頂けたらと思っております。

今回、リフォーム業界に向けて修繕部位毎にリフォーム手順と、品質管理を融合させた汎用的運用マニュアルをリリースしていきたいという試みに至った理由の一つとして、新築業界に比べてリフォーム業界が品質管理への意識がかなり低い事にあるからです。

その低い理由には、まず工事範囲が限られている事で、小規模な請負金額内に品質管理へのコスト【本来は原価】をかけるという習慣そのものが存在しない事が挙げられます。更に大規模な増改築クラスを受注し金額規模が膨らんだとしても、何故か品質管理へのコストをかける事は殆どされない。つまり仮に予算を取っても、「どうやって品質管理をしたら良いのか?」という方策や手順などが論理的に理解されていない要因があるのです。

またこの業界の特徴として、他工種方面から新規参入される会社の割合が多く専門的スキルが低い事や、現場監督のような現場マネジメント専任のスタッフをあまり設置されず、ある程度営業スタッフを兼任させて進められるくらいの作業先行型体質が根付いている事も一つの理由なのです。本来、新築よりも難易度が高いリフォーム、増改築でありながらも、まだまだ作業ベースで何とかなるといった安易な事業感覚も拭えないところかも知れません。

先日、関西の滋賀県でとある建築士事務所の女性代表から、地域で新しい取り組みを熱心に推進されているサービスリーフレットを頂きました。この女性建築士代表は、以前からプランニングや意匠設計だけでなく、建築現場の第三者品質検査関係の実務にも長年ご経験されながら、ケアマネージャーという資格を生かし、特に滋賀県の地方都市である事から高齢者も多く、女性建築士目線から適切な福祉知識や介護スキルと実践品質管理やプランニングスキルを融合させ、リフォームに対するアドバイスをセミナーなどを通じて熱心に発信されています。

ただ手すりを付けるという行為一つにおいても、顧客の身体状況や病状に合わせた取り付け位置というものがどれほど顧客において重要な事かという事を、施工者側がどれだけ正しい知識を持ち、適切なアドバイスができるか?また、その身体に関わる部材がどれだけ安全に快適に利用できるか?介護する側の立場からどういう同線であればケアがしやすいか?というあらゆる目線からしっかり検討し、実際の工事を進められているという建築士というプロが行う、心温まる素晴らしい取り組みだと感心いたしました。

リフォームの目的には、顧客のニーズや達成したい目的が非常に明確であります。高齢化に伴ってより安全に暮らしたいというバリアフリーリフォームから、もっと快適に暖かい家にしたいという性能リフォームまで、沢山の顧客の達成したいという目的に対して、まずはそれをしっかり履行できる正しい知識や経験を持ち合わせる事が大前提ではありますが、どんな目的達成においても必ず共通することは、しっかり品質管理を行いながら正しい施工を実践し、より安全に、そしてより快適な性能を発揮できるように具現化してあげる事が、リフォーム会社の事業使命ではないでしょうか?

新築よりも難易度の高いリフォームや増改築こそ、まずは弊社のクラウド学習ツール「ACRO5」の定期視聴を併用し新築そのものの仕組みをまず学び得る事から、応用として今回のリフォームマニュアルを熟読し運用して頂くと、非常に効果的な社内リソースになるに違いありません。

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●クラウド動画学習サービス「ACRO5 」
https://nextstage-group.com/service/acro5.php

●住宅リフォーム向け 施工手順・品質管理マニュアル
https://www.r-books.jp/products/detail.php?product_id=4431