NEXT DOOR

『置き去りにしてきた建築会社の使命に、今こそ原点回帰する』(1)

どんな事業であっても『責任』という社会的に果たし得る使命がある。

日本社会では、最近『責任を取れ!』と言われれば、辞職する…降格する…減給する…場合によれば頭を丸める…などと、マスメディアでも良く見かける光景である。しかしながら、全ての行為はどこまで行っても自己都合な行為ではなかろうか?
『責任』という言葉をウィキペディアで調べてみても『対処する』と書いてある。そう考えれば、前者のような行為では決して責任を取ったことにはならない。やはり責任とは対処するという質的行為である。

では、建築会社の社会的責任とは何であろうか?

答えは間違いなく『製造責任』であるに違いない。大手、中小に関わらず、お客様と約束した家づくりをする行為こそ製造責任そのものなのである。

では、製造責任は何に紐付くかを考えてみよう!

間違いなくお客様と交わす請負契約書を履行するということであろう。
請負契約書には、請負金額や支払い条件、また建築工期、そして様々な約款事項、そして設計図書が添付される。つまり、請負契約書に綴じ合わせた内容全てを履行する責任ということになる。
特に設計図書を添付している限り、お客様と約束した仕様、性能、品質を果たし得ることが絶対的な建築会社の使命となる。

だからこそ、今、建築経営の原点に回帰し、真剣に住宅品質を見直すラストチャンスではなかろうか?

これから2020年に向かっての環境保護や家の長寿命化、性能担保、動産価値向上への維持管理。さらには資材や手間の上昇。つまり工事原価の上昇も想定しておくとなると、もっと今迄以上に請負履行のハードルが上がっていくに違いない。
品質や生産性を、今先送りにすればきっともうその時は施工現場における蔓延した課題を解決できないギャップに陥り、販売よりも現場そのものから、事業を破綻せざるを得ない時が直ぐそこに来ているのである。

各現場の裁量に住宅品質が委ねられていて、クレームやコスト増に悩まれているならまずはお電話、お問い合わせフォームよりご相談ください。