品質向上へのチェックポイント

近年、内壁の耐力壁両面張り(両面真壁納め)を目にする機会が多いのですが、真壁納めでは必ず面材を止め付ける受け材が必要になります。


受け材は30㎜以上×40㎜以上の材寸が必要になります。105㎜×105㎜の柱では、両面真壁納めで納めた場合は、105㎜-80㎜で残りは数字上25㎜残る扱いになります。写真の金物を柱に直で止め付けるには、金物の巾が30㎜の為、計算上収まらない数字になります。両面真壁納めで行う場合は金物の取付位置又は金物の種類、又は片面真壁、片面大壁と言う施工方法を現場において柔軟に対応することが求められます。大工さんは経験とスキルがそれぞれ違います。しかし、管理者がその理屈を理解すれば簡単に解決出来、少しずつ各ビルダー様の品質向上へ繋がります。

金物の納まりで、真壁納めを→大壁納めに変更した場合、周りの構造体に目が向きます。梁のジョイント・梁成といった所、又、角部の筋交いや直行金物の設置位置まで目が向きます。この様な事を事前チェックする事で、現場の後戻りを防ぎ、職方への信頼関係を築きます。事前準備(段取り)で概ね建物の形が見えてきます。