こちらはスリーブが横筋に触れている不備事例です。
住宅会社さんは、「スリーブの周りにしっかりコンクリートを回すため」「鉄筋のかぶり厚を確保するため」にスリーブホルダーを採用しているのですが、今回の現場では横筋にスリーブが触れていました。
住宅会社さんの定めたルールとして、「スリーブホルダーを使用する」ということは職人さんに伝わっているのですが、なぜ使うのかという「意味」を落とし込めていなかったため発生しました。
住宅会社さんがスリーブホルダーを使用する目的を伝えていなかったのか?協力業者の社長へは伝えていたが、現場の職人までは正しく伝わっていなかったのか?意味や目的をしっかり落とし込むことと、その情報が正しく伝達される仕組みも合わせて考慮する必要があります。