木材で見られる節ぬけ。節ぬけした木材を下地材として使われることがあります。
仕上げに影響をおよぼさないのであれば使っても問題はないのですが、ベストの選択ではありません。
しかし、用いる部位が「筋交い」だと、話は全く別です。
下の写真は、筋交いに節抜けが見られます。
建築基準法では「筋交いに欠き込みをしてはならない」と定められており節抜けは、この欠き込みと同じと判断できるため、法に抵触します。
風や地震によって力がかかると筋交いが損傷する恐れがありますので、構造体となる部位では用いないように注意が必要です。