当社のデータでは、住宅現場で見つかる不備の要因は、設計・企画によるものが3割程度となっています。現場の不備は職人さんのミスによるものだけではありません。
下の写真は、継手や定着が集中し鉄筋の間隔が十分に確保できていない写真です。
鉄筋の加工や組立て型を工夫することである程度の改善も可能ですが、このような不備が発生しないように根本的に企画や設計を見直す必要もあります。
「設計者の方も現場をよく知る」ことが重要ですし、このような情報を共有する仕組み作りも大切です。
第三者監査を採用している住宅会社さんは、当社からのレポートやフィードバックデータをもとに、設計部分にもメスを入れ、設計・企画品質の改善に取り組まれています。