こちらは臨機応変にビス位置を変更した優良事例です。
窓台を取り付ける現場において、サッシを固定するためのビス位置に「節」があたったため、職人さんが取り付け方を変更されました。
ポイントは2点!1つ目は、節を避けてビスを留め付けていることです。節部への留め付けでは固定強度をしっかり担保することができません。現実的には、ビスが刺さらないことや、斜めになることがあり、また材料が割れてしまう恐れもあるため、無理に取り付ける例は少ないと思います。
2つ目は、ビスを2本使って留め付けていることです。1本だけの留め付けの場合、どちらか片側のビスピッチが規定以上の間隔になってしまいます。2本打つことでビスピッチを規定以内に納めています。ビスピッチをしっかり考慮した施工は高く評価できます。