わかっていても、手を加えないままに

現場監査における不備の要因を4つのカテゴリーに分類すると『設計』『現場管理』『職人』『商品』となる。『設計』の面では、図形の整合性、いわゆる誤記や新しい図面が職人様まで行き渡っていない等の原因が多いがそれ以外にも図面が分かりにくい為にミスにつながるという場合もある。
弊社の5回目監査では、構造躯体のチェックを行うが、その中に、柱、梁、筋交い等の接合金物も含まれる。監査士様いわく、あるビルダー様では、設計図書では柱頭、柱脚金物の告示記号(い・ろ・は・・・)と記載され、それにみあった使用金物の凡例が書かれているが、毎回使用されている金物が同じであるにも関わらず、凡例の金物は違う製品であるという例が意外と多いらしい。
職人様も、『同じビルダー様の現場に何度か入って仕様はわかっているが、応援などで初めて現場にくる方もいるので、使う製品を図面に落とし込んでほしい』というのが本音である。作業の効率アップ、ミスの減少につながるので、試みていただきたい。