スラブ筋下のコンクリートのかぶり厚さ確保について

今回の品質を上げる為のスキルアップポイント!はスラブ筋下のコンクリートのかぶり厚さ確保についてとなります。意外と出来ていない事が多い部分かと考えます。それでは早速!といきたい所ですが、まずその前に『かぶり厚さ』について確認しましょう。『かぶり厚さ』は、其々の場所に於いて最低限必要な数字が建築基準法で定められています。目的としては、充分なかぶり厚さを確保する事によって、コンクリートの中性化を遅らせ、内部の 鉄筋が錆びてしまう事を避ける事により設計強度を維持する事となります。

上の画像では、下側のスラブ筋の更にその下に外周部立上り縦筋の定着部分があります。かぶり厚さを確保する為のスペーサーブロックは下側のスラブ筋に設置されていますので、結果的に約10mmかぶり厚さが不足する事になります。この部分のスラブ筋を縦筋の定着部に先に潜らせておく一手間で解消できます。
一方、下の画像では、スペーサーブロックの使い方に問題があります。40mm×50mm×60mmの寸法を何が目的で、どの様に使うか。ほんの少しの一手間で、より確実な施工が可能となります。施工品質向上の一歩とされては如何でしょうか。