基礎パッキンの取り付けミス

土台の下に設置する基礎パッキン。
基礎パッキンには通気タイプと気密タイプがありますが、
気密タイプの設置において現場で多い不備を2つ上げると
1つ目は、通気パッキンと気密パッキンの取り付け位置を間違えている事例、
2つ目は、気密パッキンが連続しておらず、隙間が空いている事例となります。

写真は隙間の事例

気密タイプを設置する部位に隙間や通気タイプでの取り付けミスがあると、建物の中に空気が流れ込み、冬場は冷えたり、気密性能が低下し計画的な換気ができなかったりします。
逆に通気タイプの取り付け位置に気密タイプを取り付けてしまうと、床下の換気不足に陥り、湿気がこもり、結露やカビの発生、木材等を腐らせ耐久性を低下させる恐れがあります。

改善につなげる方法としては、隙間については、大工さんに施工方法をしっかり落とし込むこと。取り付け位置の間違いについては、設計図書に位置を落とし込むことが有効です。

ルーフィング留め付けの優良事例

破れやすいアスファルトルーフィング

屋根の下葺材として用いるルーフィング。アスファルトルーフィングや改質アスファルトルーフィング(ゴムアス)があり、前者は施工時に破れやすく、後者の方は弾力性を持つため破れにくいという特性があります。

写真は、アスファルトルーフィングを使った施工で、ステープルで丁寧に固定している事例です。
ステープルを基材に水平に留め付け、ルーフィングを破ることなく固定しています。
屋根板金屋の職人さんの配慮に、気づいてあげてほしいですね!

お施主様への配慮

面材耐力壁や釘の施工の状況を確認する重要な構造チェックの工程(ネクストステージの第三者監査で5回目工程)で、面材耐力壁の上下継ぎ目に防水テープを貼っている現場がありました。

「テープを貼り建物の気密性を向上させているのだろう」と予想し、現場の方に理由を尋ねてみると実は「お客様への配慮」で行っていることだとわかりました。

「雨が当たると、上下の継ぎ目から水が浸入し、面材屋内側面が濡れてしまう」。その結果「美観を損ねる」「お施主様を不安にさせる」ため、対策として気密テープを貼っているとのこと。

お施主様の満足度を向上させる優良事例ですね。

スラブ天端の目印アイテム

基礎の配筋工事においてコンクリートの打設前にスラブ天端の位置に目印を付けます。

鉄筋に墨を打ったり、テープを貼ったりするケースを良く見受けますが、こちらの現場では、縦筋に「天端目印用部材」を使った施工を行っていました。

立体的で視認性がよい、雨の日でも取り付けができる、繰り返し利用ができるのが使用するメリットで、施工の効率を上げつつ施工精度を維持することができる優良事例となります。

雨対策の優良事例

お客様も喜ばれることと思います。
土台工程の優良事例です。

雨で土台や大引きが濡れないようにビニールシートをかけているとともに基礎立ち上がりの周りに泥跳ね防止や歩行により泥で現場を汚さないように養生を敷いています。

土がコンクリート表面に付着すると、コンクリートの肌に土の粒子が入り込み、水洗いしても取り除けなかったり、そのままの状態で仕上げを行うと仕上げ材の剥離につながるおそれがあります。

又、土台に開けた柱のほぞ穴に雨水が溜まらないように、テープで穴を塞いでいるという住宅会社さんもあります。