業者様勉強会後の変化!

【コメント】

今回皆さんにご案内いたしますのは、現場監査導入時とその後の変化の例をご覧いただきます。

1枚目と2枚目の画像は、とあるビルダー様の現場監査導入時の施工状況です。
全体的に砕石の転圧状況が不十分で、不陸も多く、防湿ビニールのシワや弛みが全般的に
見受けられるような状況でした。
砕石の転圧が不十分な為、サイコロスペーサーが沈み込んでしまい、
スラブ筋に対して必要なコンクリートのかぶり厚さが不足しておりました。
防湿ビニールには何か所も破れが見受けられる様な状態でした。
この様な施工状態が導入後数件続いた為に、
基礎工程を担当される数社の基礎屋さん達をターゲットに勉強会を開催致しました。
NEXT STAGEの現場監査は、ダメ出しをしたくて監査をやっている訳ではありません。
施工品質の安定と向上が目的です。

何故、施工の品質が必要なのか。
何が原因でそうなってしまうのか。
何が出来て何が出来ないのか。
出来ないのであれば、その理由はどこにあるのか。

そういったところを皆で考えてもらいます。

最後に、こちらの画像がそのビルダー様の最近の施工状況になります。
砕石の転圧状況は素晴らしく、不陸もほぼ見受けられませんでした。
防湿ビニールの破れはしっかりとテープ処理が施されておりました。
目に見えて施工品質の向上がわかります。
これは業者さんだけの努力ではありません。
ビルダー様も一緒に取り組んだ結果と考えます。
こういった変化の根本は意識の違いにあります。
どれだけ気付いていただくことが出来るか。

NEXT STAGEは今後もこういったビルダー様の品質向上のお手伝いを続けて参ります。

意識の変化

【コメント】

本日は監査導入後に見受けられました変化についてご案内いたします。

1枚目の画像では、基礎内に入る際の配慮がありました。
踏板を設置することで、一点に荷重が集中する事を避け、
沈み込みを防ぐ努力が見受けられました。
こうすることでスラブ筋下でのかぶり厚さ不足の対処が出来ていました。

2枚目の画像は、足場に上がるステップ前に設置されていた足の洗い場です。
不要な汚れを足場にあげない、現場を綺麗にしておこうという意識が感じられました。
どちらも監査導入後に見受けられた変化となります。
共通しておりますのは、ほんの少しの一手間かと思います。
自分達で明日から確実に出来る事から始めている所も共通点かもしれません。
監査導入後に見受けられる変化の正体は、『意識』や『思考』だと思います。
その変化した『意識』や『思考』が自ずと『施工』に反映され、
結果的に『品質向上』が具現化されるのではと思います。
自分達で出来る品質向上の為に、何から始めるか。
こういった事を参考に、明日から確実に出来る事から始めてみられてはいかがでしょうか。

「現場を見せる」それがお施主様の安心・信頼につながる

 【コメント】

弊社と施工品質の向上と安定を目指して一緒にお取組みされているビルダー様は全国に約500社おられますが、
施工品質を高い精度で「見える化」されているビルダー様はまだ少ないです。

その中で、鳥取県米子市にある株式会社 小田原工務店様は自社の施工品質の「見える化」を積極的に行い、
これから家づくりされるお施主様へ安心をご提供されています。

株式会社 小田原工務店様は現場監査を終了した後に発行される「現場監査記録書」を
お施主様にお渡しする用と自社用の2冊発行し、自社用はこれから家づくりを始める新たなお施主様へ
公開されています。
責任者の方にお話を伺ったところ、新規のプレゼン等で(お施主様に)お見せするそうで、
「内容をご覧になった皆さま、感心されます」とのことでした。

これからは、特に現場を透明化していくことが求められる時代になってきます。

弊社でも、より多くの日本全国のビルダー様と施工品質の向上と安定の具現化に一緒にお取組み出来ますように
全力でバックアップさせていただきます。

 

省令準耐火構造・仕様

【コメント】

最近、監査を行っている現場で「省令準耐火構造・仕様」を採用しているビルダー様が増えてきています。
「省令準耐火構造・仕様」は、建築基準法で定める準耐火構造に準ずる防耐火の性能を持つ構造及び
仕様を指します。
一例では、住宅金融支援機構の融資等の特有の構造を言い、いくつかの規定があります。

「省令準耐火構造・仕様」を行うことの一番のメリットは火災保険料が安くなること。
場合によっては50%以上安くなることもあるようです。
 
以上のような理由で採用しているのですが、省令準耐火仕様は現場での検査が無く、
書類の記入だけで審査が通過してしまっています。
現実、弊社(NEXT STAGE)でも現場監査にお伺いした際、設計図書で省令準耐火構造の記載はありますが、
現場で正しい施工が行われていないこともあります。

左の写真は、コンセントボックスにプラスチックのものを採用しています。
仕上げのプレートもプラスチックで、省令準耐火仕様の規定に違反していました。
現場監督様や職人様にお話ししてもご存じない内容でした。

右の写真は、その後現場にお伺いした時のコンセントボックスですが、金属製のものが採用されていました。
勉強会等で、ビルダー様に対してフィードバックしていった結果変化が起こりました。
 
このように目に見えて変化があった時が、現場監査を行っていて良かったと思える瞬間です。

職方の意識レベル

【コメント】

基礎の鉄筋は人に例えれば、『骨』である。鉄筋の継手部分は『関節』である。
どれだけ強い骨(鉄筋)でも関節部(継手)が弱ければ、簡単に外れてしまい折れてしまいます。

上の写真の丸で囲った部分(是正前)の継手が200㎜程度の長さでした。
通常、鉄筋径の40倍の重ね長さが必要になります。
16㎜の鉄筋を仕様していた為、640㎜の継手長さを確保しますが、実際は200㎜でした。
定着と継手が非常に取りにくい場所で、更に鉄筋が組まれている状況で、
16㎜の鉄筋を曲げて加工するのは難しいと思いました。

ですが、こちらの改善後写真は見事に鉄筋を曲げて加工し、継手も十分確保出来ており
その場での最善の施工が出来たと思います。
 
改善が出来たことで、次の現場へのステップアップも図れたと思います。
失敗を恐れず、次に繰り返さないことがこの職方は出来ると感じました。