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羽子板ボルトの施工状態

【コメント】

今回の品質を上げる為のスキルアップポイント!は、羽子板ボルトの施工状態となります。
5回目の構造躯体監査で現場に伺った際に、比較的指摘率の高い項目となります。
それでは、まずは『羽子板ボルト』について確認しましょう。
『羽子板ボルト』とは、主に木造軸組工法で使用する補強金物の一つとなります。
目的としては、地震や台風等による外力を受けた際に、『仕口』が抜けることを防ぐ為に横架材同士や
その他の構造体力上主要な部分を接合する為に使用します。

上の画像は、梁と柱を接合する部分で梁に座彫りを行い、横方向に引っ張っている部分です。
この部分は、今では専用工具も発売されていますが、殆どの大工さんは『ラチェット』や『メガネ』と
呼ばれる『レンチ』を使って、ナットを手締めされる事が一般的と考えます。
機械締めが出来ないので、後でやろうと思っていながら忘れているケースが多いと考えられます。

また、こちらの画像は、よく見て頂くと梁に二か所の穴が開いていることが確認出来ると思います。
ナットの閉め忘れどころか、『羽子板ボルト』の施工そのものが忘れられている状況となります。
どちらの場合も、この様な状況では金物本来の働きが出来ません。
施工後の確認を確実に行う事で、品質向上の一歩とされてはいかがでしょうか。

 

各現場の裁量に住宅品質が委ねられていて、クレームやコスト増に悩まれているならまずはお電話、お問い合わせフォームよりご相談ください。