はじめまして。当メディア「Housing journey」の編集長のイシノです。

最初に、このメディアを立ち上げた背景にある、ふたつの思いについてお話させてください。

まずは、「伝えること」。現場の人たちがより誇りを持てるように。その技術や想いが正当に評価され、次世代にも受け継がれていくことを願っています。

そして、「知ること」。お施主様が不安や疑問を解消し、納得のいく選択ができるように。さらに、家づくりのプロセスそのものを楽しんでほしいと思っています。

この二つをつなぐ「架け橋」のような存在になること。それが、このメディアを通して私が目指していることです。

この記事では、私がこの思いに至った背景について書いていきたいと思います。これから家づくりをはじめる方も、今まさに建築中の方も、リフォームを考えている方も「住まい」に関わるすべての人に、このメディアを通して届けたい思いがあります。

今回は編集長としてその原点を少しだけ語らせてください。

この記事は、他の記事のように家づくりに関する具体的な事例やノウハウを紹介するわけではありません。けれど「家づくりをどう考えるか」という出発点に立ち返るきっかけを少しでもお届けできればと思っています。

家づくりに迷いのある方、少し立ち止まってしまっている方、どうしていいのか分からない方にとって「もう一歩、前に進んでみよう」と思えるような、後押しになれば嬉しいです。

当事者になって改めて気づいた、家づくりの難しさ

記事を読み始める前に、少しだけ私自身のことを紹介させてください。どんな人がこのメディアを運営しているのか、雰囲気だけでも伝われば嬉しいです。

生まれも育ちも北海道札幌市の(ほぼ小樽市)どさんこです。

現在は東京で、夫と子ども、そしてアザラシにそっくりな小型犬と暮らしています。子育て、仕事、プライベートに奮闘中の30代です。ちなみに、生ビールとチョコ、そしてなにわ男子が大好きです。

自己紹介はこのくらいにして、ここからはこのメディアについてお話していきたいと思います。

私がこのメディアの企画書を提出したのは2024年の夏でした。きっかけは、自分自身が「家を買う」というフェーズに入り、当事者になったことです。

この会社に勤めて8年目。業務を通して住宅業界の知識を少しずつ身に着けてきたつもりでしたが、いざ自分が家を建てる立場になってみると、知らないことばかりでした。

家探しも家づくりも想像以上に奥が深く、改めて驚かされる場面ばかり。業界に携わっている私でもわからないことがこんなにあるのなら、初めて建築をするお施主さまが迷うのは当然だと思いました。

だからこそ、同じように悩みながら情報を探している人たちに「私が知りたかったこと」を伝えたいし、伝えなければいけないとも思ったのです。

建築士でもなければ、現場の経験もないけれども…

私は、建築士の資格をもっているわけでも、現場監督や職人の現場経験があるわけではありません。でも、私の周りには家づくりのプロフェッショナルがたくさんいます。

実際に私が家探しをしていたときも「週末に現場見学に行ったらこんなことがあって…どう思いますか?」と周囲に相談することが何度もありました。

そうした会話をする中で、あることに気づきました。

現場や施工に関する知識、そして日々の現場で起きるさまざまな出来事を社内だけで共有するのはもったいない。広く伝えることで家づくりに役立てるのではないか。

そんな想いから、技術社員に取材をし、その声を記事として届けていくことを決めました。家づくりの裏側を、もっと正直に、リアルに伝えたいと思ったのです。

このメディアで紹介している内容は、私の想像や理想ではありません。
実際に現場で家づくりに携わっている専門家たちの声を丁寧に取材し、整理したうえでお届けしています。だからこそ、安心して読んでいただけたら嬉しいです。

取材を通して感じるのは、家づくりにはまだまだ「知られていないリアル」がたくさんあるということです。そして、そのリアルを知らないまま不安や迷いを抱えている施主の方も少なくありません。

そんな方々に、少しでも「安心して家づくりに向き合ってもらいたい」その想いから生まれたのが、お施主さま向けメディア「Housing journey」です。

伝えることで、家づくりを変えたい。

私はこれまで、家づくりの現場を支える多くの人たちと出会ってきました。

職人さんや監督さん、設計士さん。その誰もが、まっすぐに「いい家をつくりたい」という想いを持ち、投げやりな仕事などはせず、ひとつひとつの現場と向き合っています。

実際に取材をしていくと、監督さんが微細な仕上げを何度も確認したり、職人さんが図面どおりに仕上げるための細かい工夫を重ねる姿を目の当たりにします。しかし、その努力や工夫の多くは、お施主さまにはなかなか伝わっていません。

家づくりは、設計図やデザインだけでできるものではなく、現場で働く人たちの技術や誠実さに支えられています。その「見えない努力」が伝わらなければ、本当の意味での「良い家づくり」は広がらないのではないかと思います。

さらに、家は一生に一度の買い物です。

だからこそ、デザインや金銭面だけでなくお施主さまには心から納得できる「最良の選択」をしてほしいと思っております。表面的な情報だけでなく、その奥にある「なぜ」を理解したうえで、自分たちの暮らしに本当に合うものを選んでほしいのです。

家づくりを「Housing journey」と共に

そんなこんなで、このメディアが出来上がるまでの編集長イシノの気持ちを語らせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

冒頭でもお話した通り、私も現在家づくりの当事者です。家探し、土地探しをはじめてすでに1年経ちましたが、運命の土地にはまだ出会えておらず、夢のマイホームはもう少し先になりそうです。

だからこそ、皆さんと一緒に家づくりや家探しのプロセスを楽しんでいきたいと思います。新築だけでなく、リノベーションについても学べる場として、同じように記事化しています。

「こんなことを知りたい!」「家づくり事件を取材してほしい!」など、皆さまからの要望も大歓迎です。すべてのご希望に沿うことは難しいですが、記事のリクエストは、問い合わせフォームで受け付けていますので、お気軽にご連絡ください。

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このメディアは、私自身の体験や学びを通して得たことをもとに、現場の専門家の声をお届けする場です。読者の皆さんと一緒に、家づくりを楽しみながら学び、考え、選んでいけるそんな存在でありたいと思っています。

これから、私たちと一緒に一歩ずつ家づくりを楽しんでいきましょう。