「家づくりの頂点を目指し、全国の地域のつくり手たちが本気で挑戦」をしています。その舞台が、Housing journeyを運営するネクストステージ主催の「Japan Housing Quality Award」です。
設計図や仕様だけでは見えない「現場での施工品質」に光を当て職人や住宅会社の努力を公平に評価し表彰することで、業界全体の施工力や品質意識の向上にもつながっています。
施主の皆さまが直接参加するわけではないですが、こうした取り組みがあることを知るだけでも、家づくりの会社選びの参考になります。さらに、自分の家がこの評価を受けていたら、そこは単なる「家」ではなく、職人や住宅会社の努力が詰まった「誇りを持てる住まい」にもなるでしょう。
本記事では、Japan Housing Quality Awardの全体像や評価の流れをわかりやすく紹介します。家づくりのつくり手選びにぜひ役立ててみてください。
家づくりの頂点を目指す、Japan Housing Quality Awardとは
Housing journeyを運営するネクストステージでは、全国の住宅事業者が集結し「真の現場力」を試すアワード「Japan Housing Quality Award」を開催しています。
このアワードでは、忖度なく建物の製造力を定量的に評価し、上位スコアを収めた「建物」および「住宅事業者」を表彰します。単なる設計図や仕様の良し悪しだけでなく、それを現場で正しく実現する「施工品質」に光を当て、住宅会社や職人の真摯な取り組みを評価することを目的としています。
なぜ住宅業界にJapan Housing Quality Awardが必要なのか?
家づくりは、図面やカタログに記された仕様やスペックだけでは完成しません。そこに込められた設計を正しく実現するためには、現場での丁寧な施工や職人の技術力、そして誠実な姿勢が欠かせないのです。
私たちは、その「見えにくいけれど、本質的に重要な部分」である施工品質を正しく評価し、広く伝えていくことが、これからの住宅業界に必要だと考えています。
このアワードを通じて、全国で活躍する住宅会社や職人の取り組みを可視化することで、建築に携わる人々の誇りや、やりがいを高め、現場力の底上げにつなげていきたいと考えています。
そして、その積み重ねが、最終的には施主の皆さまにとって「安心して選べる家づくり」へと直結します。良質な施工環境が広がることは、暮らし始めてからも長く安心できる住まいを手に入れる未来に繋がっていきます。
Japan Housing Quality Awardは、単なる住宅の表彰の場ではなく、「現場の力が未来の住まいの品質を支えている」という事実を社会に広め、業界全体でより良い家づくりを目指すための取り組みです。
では実際にどのような評価をしているのかを詳しく紹介していきましょう。
施工品質を見える化する、Japan Housing Quality Awardの5つの評価軸
ー対象物件ー
建物:3階建て以下の木造戸建て住宅(混構造は対象外)
工法:在来工法、2×4工法
評価:対象期間中に全10回のヒンシツ監査を受けること
基礎形状:べた基礎、布基礎
断熱仕様:繊維系、ボード系、現場吹込み系、現場発泡系の断熱材を用いた内断熱および外張り断熱工法
エリア:全国(北海道、沖縄、離島など、一部のエリアでは対応できない場合あり)
※上記条件を満たす建物は、アワード対象物件として公平に評価されます。
ー評価方法ー
各住宅事業者の工法に応じた建物評価項目・評価基準に沿って、全10回のヒンシツ監査を5つの評価軸で行います。
ー評価軸ー
・法令適合:建物が建築基準法などの法令や基準を守っているか
・性能適合:設計図通りの性能が実現できているか
・評価タイミング:適切な工程で、施工確認が行われているか
・不備範囲:施工上の不備がどの程度あるか
・不備改善:万が一不備があった場合、適切に改善されているか
ー評価者ー
現場監査士認定試験に合格した「認定現場監査士」が実際の建築現場に出向いて、丁寧にヒンシツ監査を行います。これにより、設計図や表面上ではわからない「現場での施工品質」が客観的かつ公平に評価します。

こうして客観的に評価された建物や住宅会社は、その取り組みの成果を称え、毎年開催される Japan Housing Quality Summit 内で行われる表彰式で発表されます。全国の住宅会社が集まり技術やノウハウを共有する場であるため、業界全体の製造力や品質意識が高まることにもつながります。つまり、受賞建物や住宅会社は、単に賞を取ったというだけでなく、業界全体から信頼される証ともいえます。
Award受賞でみえた、努力が信頼に変わる瞬間
このAwardで評価・可視化されるのは、現場での施工品質や職人の技術力、住宅会社の誠実な取り組みといった、普段は見えにくい「本質的に重要な部分」です。
実際に取り組みを行った企業への取材では、現場の努力が報われた喜びや、社内の変化、そしてお施主様との信頼関係の深まりなど、さまざまな声が寄せられました。
■現場の努力が評価された喜び
「これまで積み重ねてきた施工品質への取り組みや、現場監督・職人の普段の仕事が評価されて本当にうれしかったです。」
「指摘ゼロを目標に取り組み、実際に現場でゼロの成果を出せたことで、関係業者からも感嘆の声が上がりました。」
■社員の意識の変化で、チームの士気もアップ
「創業当初から掲げていた「全部署(営業・設計・工務)が何かのコンペで受賞する」という目標を実現でき、社内外やお客様にも喜んでいただけました。」
「3年目の若手監督が自発的に取り組む姿が見られ、上下関係を超えた良い相乗効果が生まれています。」
「若い世代の社員に表彰を経験し、社外からの刺激を得られたのは大きな収穫でした。」
■お客様からの信頼の声
「お客様からは「安心できる」と喜びの声をいただき、信頼の裏付けとなりました」
「受賞記念の足場用シートを掲げたところ、『このようなものがあるんだね』とお客様から声をかけていただきました。」
こうした取り組みを通して、「見えない努力が正当に評価される場」が生まれています。それは、現場に携わる人たちの誇りとなるだけでなく、家を建てるお施主様にとっても「安心して任せられる」信頼の証となっています。
現場の力が、住まいの誇りになる
Japan Housing Quality Awardは、施主の皆さまが直接参加する場ではありません。しかし、選んだ住宅会社や職人が、こうした公正な評価の場で「施工品質の向上」や「技術を磨き続ける努力」に真剣に取り組んでいると知れば、きっと安心や誇らしさを感じられるはずです。
さらに、もし自分の家がその品質を認められ、アワードで表彰されるような建物だったとしたら、その家に住む毎日は、ただの「住まい」ではなく、職人や住宅会社の努力が詰まった、「誇りをもてる場所」にもなります。
家族で過ごす時間や、大切な思い出を育む空間が、より一層特別に感じられるはずでしょう。こうして見えないところで積み重ねられた努力が、施主の皆さまにとっての安心や信頼、そして家づくりの満足や安心、住まいの価値につながるのです。
実際にJapan Housing Quality Awardで受賞した建物に住まわれている施主の方は、「誇れる住まい」をどのように感じているのでしょうか。次回は受賞のお施主様インタビューを通して、家づくりの喜びや、暮らしの実感をお届けします。