ソリューションという言葉を、みなさんは耳にする事が多いかと思います。具体的に言えば『解決』や『回答』を意味しますが、よく勘違いされる認識は『システム』を中心に解決するという認識です。
例えば、施工管理アプリや遠隔カメラなど、沢山の住宅事業者がこぞって様々なシステムを導入されますが、何か根本的な施工改善がなされたというより、付帯業務の効率化に留まってしまっているのではないでしょうか。
みなさんが本質的なソリューションを試みる場合、必ず4つの要素を上手く組み込まないと、抜本的解決には中々至らないという事を、改めて認識頂きたいのです。具体的には『技術・技能』『知見・経験』『システム』『ヒト』という4つの視点となります。この視点を、主体業務と付帯業務の仕分けしながら、網羅的に仕組みをつくる必要があるのです。
『住宅施工』は、半年近く、また着工から竣工まで約30業者近い協力業者が関与し、さらにはQCDを軸に住宅を製造するという、複雑かつ属人化するプロセスだという事です。そう考えると、中々システム単体だけで根本解決することは現実的に不可能だといえます。ただ全体の流れだけを可視化したり、共有したり、報連相することにおいては、システムがあれば確かに用は足すのかも知れません。
みなさんの会社の住宅施工における課題には、どんな問題が山積されていますでしょうか。施工品質から完工粗利のバラツキ、また現場監督や職人の雇用や技能面の不安から、手戻り、手待ち、手直しといったロスミスの課題まで、頭の痛い問題が長期に渡って抜本的に解決していかないのが現状だと思います。
システムというものは、ヒトに作業を属人化させないためのプロセスツールではありますが、あくまでもヒトが価値を出さない”付帯業務“に対して発揮するものです。ここばかりをどれだけ推進しても、本当の根深い課題解決には到達しません。
つまり、みなさんの抱えている本質的な課題とは、ヒトが本来価値を出さねばならない”主体業務”の改善にあるという事をここで改めて認識しておきましょう。
まずこの根深い課題の根底には、そもそもマーケティングやセールスなどの受注に関する課題以上に、住宅の製造課題を安易に考えてしまっている会社がまだまだ多い事も否めませんし、それによって自社の本当の施工における課題そのものも、未だ正しく把握できていない会社も少なくありません。
施工管理において、一番の根本課題は間違いなく“技術的なスキル”といえます。これが高いレベルでなくとも、基礎レベルさえ正しく理解しておれば必ず応用が効くはずですし、経験値によっては徐々に積み上がっていくものです。このスキルこそが、主体業務に絶対必要な”判断”というシゴトにつながり、施工管理全体を押さえるマイルストーンを崩壊させるのです。みなさんの会社でも、必ず毎年、数棟から数十棟の住宅を建築されている訳ですから、間違いなく経験となるプロジェクトは存在しています。
しかしながら、これらの知見や経験が組織として積み上がらない理由には、良きも悪しきも、技術的な見解やノウハウといった大切なファクトが、属人的かつ瞬間的に消されていっている、その場しのぎの主体業務になっている事こそが、今の大きな課題であることに気付いて頂きたいのです。
我々NEXT STAGEには、技術・技能を個社別の施工レシピとしてカタチにできる、標準施工手引書というサービスを提供させて頂いています。既に1,000社を越えるご支援から、国内建築をほとんど網羅できるほどの規模にまで成長させて頂きました。
ただ残念な事は、このマニュアルを各社現場監督を中心に、職人や社内設計、または営業にまで浸透されていないケースが多く見受けられる事です。自社のモノサシとして、丁寧に浸透することさえできれば、沢山の潜在課題も解決していくに違いありません。
社内での知見・経験が、組織として積み上がらない課題についても、弊社では第三者ヒンシツ監査サービスを提供しております。みなさんは、瞬間風速的な施工の丸バツに執着したり、第三者機関としてのお墨付きや、ユーザーへの安心などを主に期待されます。
当然、間違いではないのですが、みなさんの会社の施工の実態である”ファクト”を取得している事に是非とも着目頂きたいのです。
ファクトは、みなさんの会社で今起きている事実事象で、ここをどれだけロジカルかつ定量的に分析できるかで、本当の再発防止に繋がっていく訳です。そこに是非踏み込んで頂きたいためにも、弊社でアナリティクスクラウド『QualIZ(クオリツ)』を開発し、ただの第三者検査会社とは全く目指すところの違う”ヒトやモノの分析”に価値を出してきたのです。
分析結果にとどまらず、社内の適切な人事評価や次に繋がる学習カリキュラムにも活かして頂きたいです。
そして最後に、みなさんが一番難易度の高い課題は、スタッフのスキルアップ課題です。技術を中心としたスキルアップのための人材育成や学習環境を、如何にどうやって仕組み化するかがポイントとなります。
ほとんどの会社では、ベテランや中堅スタッフが中心となってOJTを行う形がほとんどですが、OJTという明確なフレームワークも実は属人化していて存在しないのが実情です。
この現状を負担なく打破し、また工務部門の上流に当たる設計部門や営業部門の理解も同時に面で上げていける効果的な環境、さらには離職させずにキャリアアップさせていく環境をつくり上げていかねばなりません。
そこで、2026年2月12日に新たに生まれ変わった、業界特化型学習&メディアプラットフォーム『ACRO5(アクロファイブ)』が非常に有効となります。
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