VOICE
導入企業様の声
株式会社 トータテハウジング様
第三者による監査での指摘ゼロへの挑戦!データ可視化で品質向上と意識改革を実現
- 所在地
- 広島県
- 完工棟数
- 550棟
- #QualiZ
導入背景|施工不良による高コストなアフター対応と自社対応の限界
アフター費用を精査したところ、最も大きな負担となっていたのは雨漏りでした。実際には1件あたり200~300万円程度のコストが発生しており、この削減には品質向上が不可欠だと考えました。しかし、現場監督の工数が多く、対策に動ける人員も不足していたため、自社だけで十分な体制を整えるのは困難でした。そこで外部の力を模索する中で、ネクストステージの「QualiZ」と出会いました。
サービス導入の決め手 | データ可視化と費用対効果が導入の決め手に
「QualiZ」では、事象データを整理し、可視化できる点が品質向上のために非常に有効だと感じました。雨漏りを主としたアフター費用の対応コストと比較して導入コストの妥当性を実感でき、費用対効果の面でも十分にメリットがあると判断したため、「QualiZ」の導入を決断しました。
実際の取り組み|段階的導入で施工レベルを可視化、社内学習を促進
最初はトライアルとして監査を導入し、ネクストステージの監査内容をベースに自社の品質管理のやり方を調整しました。その過程で工事部門や品質管理部門では、自社の品質への甘さを痛感する場面も多く、大きな学びがあったと感じています。施工者のレベルが可視化されることで、問題点がより明確になりました。
効果|第三者視点で課題を明確化、PDCA改善で雨漏りゼロへの確信
第三者という立場から、社内では共有が難しい課題についても客観的に指摘してもらえるのは非常に助かっています。その指摘は品質改善が大きく進むきっかけとなっており、品質向上のためのPDCAが回り始めたことで、明らかに品質が向上してきている実感があります。現場でのチェック体制も整い、品質管理課がスコアの低い工程を事前に確認して対応するようになりました。こうした取り組みにより、今では雨漏り対応への不安を減らしながら改善に取り組めていると実感しています。
まとめ|スコア活用と定量評価で全体の意識改革を実現
スコアによる評価の導入は、大工・外注先・現場監督それぞれの行動に変化をもたらしました。改善点の共有や表彰制度によって大工の技術が向上し、発注量の調整により外注先でも前向きな変化や改善が見られています。現場監督では、物件の担当数から品質スコアの評価へと切り替えたことで、努力の方向性が明確になり、意識の高まりを感じています。スコアの活用は、会社全体の品質向上と意識改革へとつながっています。