「人口減少時代、どう勝ち残るか」「情報過多な社会で、施主の期待にどう応えるか」「品質と利益をどう両立させるか」こうした経営課題に、業界のトップランナーたちはどう向き合っているのでしょうか?本シリーズでは、厳しい市場環境の中でも、独自の色を活かし、地域に根差す工務店の経営者をゲストに迎え、その具体的な戦略や秘訣を、対談形式で紐解いていきます。今回は第3回として、高知県のシュウハウス工業株式会社および株式会社 ONE’S STYLE 代表取締役 岡﨑 秀悟(おかざき しゅうご)氏をゲストとしてお迎え。
2003年の創業以来、高知を拠点に「住まい」だけでなく、カフェ・雑貨・リフォームなど暮らし全般に関わる事業を次々と展開してきた岡﨑代表。多角経営で着実に成果を上げておられる岡﨑代表。
なぜ、多くの会社が挑戦してもうまくいかない中で、ここまで成果を出せているのか。その理由は、事業の根幹に「お客様のため、社員のため」という理念があるからです。
今回のセミナーでは、岡﨑代表が実践する多角経営の仕組みと思想に迫り、地域社会と共に歩む地域工務店がこれから進むべき道や新しい可能性をお話しいただきます。
【株式会社 ONE’S STYLE様 プロフィール】
高知・愛媛・徳島エリアを中心に、新築設計施工・リフォームをはじめ、不動産、飲食、家具・雑貨販売、損害保険代理業、さらには太陽光や蓄電池システム、家電販売・工事まで幅広く展開。住宅事業としては、年間40棟を手がける。また、自社で工務店向けシステムの開発・販売も行い、暮らしに関わる多様なサービスをワンストップで提供している。
【岡﨑 秀悟(おかざき しゅうご)代表 プロフィール】
1969年6月14日、高知県生まれ。地元の小中高を経て、大阪YMCA社会体育専門学校に入学するも10ヶ月で中退。その後はディスコでDJを務めるなど、異色のキャリアを歩む。1989年、20歳のときに着物販売業の株式会社いちこしに入社。1992年には結婚・出産を機に地元高知へ戻る。2003年にシュウハウス工業株式会社を設立し、住宅事業を本格的にスタート。以降、新築ショールーム、飲食、リフォーム、家具・雑貨など住まいに関わる事業を次々と展開。2020年以降はグループ経営体制を整え、多角的な事業展開を推進している。