HDアンカーの埋込長さの確認

この写真をご覧ください。何気ない写真ですが最も深い優良事例の一部として紹介させて頂きます。


最近は、機材の発達に伴ってスラブレベル表示を確認出来ないビルダー様もあります。在来工法の木造建物には、HD金物は必需品の金物として現場に納品されていると思います。(中には使用されないビルダー様もありますが)写真のHD金物は、ごく一般のスティック型のHD(25kN用)です。一般的な基礎の高さは、ベース天端から立上り天端まで350㍉が一般的な数値だと思います。25kN用のHDはコンクリートの埋込長さが360㍉必要になっております。つまり、ベース天端から10㍉スラブの中に埋め込まれます。

誰が見ても数字上の追い出し目視でも、スラブ内にHD金物が埋め込まれているのが判ります。このビルダー様は、HD金物付近に全てスラブレベルマーキングを行って、HD金物の埋込長さ不足が出ない様に考えておられます。異形アンカー等を使用されているビルダー様もおられると思いますが、確実な埋込長さをしっかり確認されて施工されていますか?HD金物は、建物の引き抜きが大きい所に事前に配置され、簡単にコンクリートから抜けてしまえば、建物の崩壊に繋がる重要な金物です。

今からでも間に合います。工事に重要な部分を見出し、施工方法やひと手間を注入することで、第3者の目線が簡単に味方になります。施工者責任の在り方が問いただされる時代に変革しています。一つの施工方法の配慮で、人に安心感を与えられます。