認定現場監査士とは

当社が誇る「施工品質向上」を使命とするプロ集団

現在建築業界では、建築士という国家有資格者が中心となって、様々な建築現場の検査業務やインスペクション業務を実施する流れが通例です。しかし法的規制が全体の2割程度しかない住宅建築においては、検査やインスペクションの判断を建築士自身の過去の経験値やスキルに依存せざるを得ず、結果にバラツキが発生しているのが現状です。
当社は、そのような人的スキルのムラを極力減らし、安定した精度の高い現場監査を実施する為に「認定現場監査士」という認定制度を構築し、認定講習および定期的なスキルアップ環境を体系化し、監査技術及び監査技能を向上する育成環境フィールドを提供しています。

「検査業務」と「監査業務」の大きな違いとは…

当社では、住宅における「検査業務」を、建築基準法および瑕疵担保責任履行法で定められた規定と照らし合わせて、現場で異常や不備がないかを調べることと定義しています。それに対して「監査業務」とは、当事者(ここでは事業者となる建築会社)が定める施工基準及び品質基準への適否を判定することと定義しています。
当社のサービスは、法令規制の狭い範囲で検査員スキルに依存するダメ出し的な検査業務ではなく、法令規制以外のグレーゾーンにも事業者単位の品質基準をしっかり定義し、自らが決めた品質基準に対して現場ごとにしっかりと適合させ、不適合箇所があった場合でもその場の対処だけでなく、次現場から同じミスを引き起こさない改善計画までを促す向上性高い崇高な業務です。

地域貢献に熱い想いを持った認定現場監査士ネットワーク

認定現場監査士は当社の技術社員を含め、地域で設計事務所や様々な施工関連のお仕事を営んでおられながら、当社の監査事業の取り組みを評価いただいた上でご賛同いただく、志し高き有資格者の方々がほとんどです。
現場監査士としてご活躍いただいている方々のお声としては、やはり社会貢献をしたい!また、様々なビルダー様の現場を監査することで、個人の現場視点での設計スキルが向上していくなど、監査業務を通じて学べる環境がとても素晴らしいとおっしゃる方が非常に多いのも特徴です。また、監査業務の中で改善指摘等を出しても、次の現場で職人さんが意識してしっかりと施工してくれている日々の成長を体感できたり、徐々に施工品質が向上していくことが実感できる進化の過程に魅力を感じられている現場監査士様も数多くいらっしゃいます。
昨今、現場監督や職人等の人材不足やスキル不足といった業界課題が蔓延している中、住宅供給される地域の事業者に対して、地域活性化にお手伝いいただける方々のネットワークが広がっていく事をこれからも期待しております。

監査士の認定

私たちの現場施工品質監査システムを、住宅建築のスタンダードへ!

住宅業界は今、現場管理者不足やスキル低下、職人不足や高齢化といった様々な課題を抱えています。そのような中、建築現場では現場技能者による勘と経験で工事が進行するため、施工品質の低下やばらつきが多発しています。
こういう現状を改善するためには第三者による品質チェックだけではなく、事前に品質基準や施工要領を設定し、決められた通りの施工になっているかどうかを評価する「第三者監査」の仕組みと、監査結果を分析しフィードバックする取り組みが必要です。
業界標準を目指す、当社の現場施工品質監査システムにおけるキーマンとして「認定現場監査士」を広く募集しています。ぜひ貴方のお力をおかしくださいませ。

現場監査士認定講習の目的

住宅建築の施工品質の安定と向上を具現化するために、株式会社NEXT STAGE が提供する「品質基準書」「評価項目書(QualiZ)」及び「監査基準書」「監査項目書(GenKan-NS)」に沿った住宅現場の監査を行う現場監査士の業務内容を把握するとともに、現場における心構えや現場監査に必要なツール等の使用方法を学び「監査業務精度の向上及びクレームの削減」を目指した現場監査を実施し、現場の課題を抽出できる現場監査士を育成することを目的とします。

認定講習の概要

開催日程 毎月1回開催(開催予定日に予約して受講してください)
開催方法 インターネットを活用したリモート講義
講義内容
  • カリキュラム:認定までの概要と注意事項の告知 約10分程度
  • 業務内容説明:現場監査の目的や方法などを解説 約80分程度
認定方法 認定講座終了後に認定試験を受験していただき80点以上で合格です。
認定手続きと
業務開始
  • 認定試験に合格後、当社との間で業務委託契約を締結していただきます。
  • 業務委託契約後、最初の現場監査の前に、実践研修を受けていただきます。
  • 実践研修では、事前の準備、当日の確認、監査後の作業をマンツーマンでご指導させていただきます。
  • 実践研修は70点以上で合格となります。
  • 合格後は当社規定にそって業務を委託させていただきます。
講習費用 15,000円(税込)

募集要項

認定現場監査士の業務内容

  • 事業者(ビルダー等)から現場監査の申込があった住宅現場において、事業者にて設定した品質基準に従い、現場施工品質監査システム(QualiZ®・GenKan-NS®)を活用しながら監査を実施します。
  • 弊社で設定している現場監査は、1物件につき合計10回になります。事業者ごとにこの10回の監査のうち「自社監査で実施」する場合と「第三者監査で実施」する場合を設定しており、その「第三者監査で実施」する監査を、認定現場監査士の皆様ににお願いすることになります。
  • 別途、以下の瑕疵保険の検査をお願いする場合があります。 (建築士資格所有者のみ)。
    ・第1回瑕疵検査(基礎配筋検査)
    ・第2回瑕疵検査(構造躯体検査)
    ・防水検査(オプション)

監査士登録までの流れ

お申込み条件

  • 現場監査の目的や行動規範(監査業務のルール)を十分に理解し遵守いただける方
    建築士資格(一級・二級・木造)の保有者、または建築施工管理技士資格(1級・2級)、もしくは5年以上の木造現場経験のある方
  • 月平均5日以上の稼働が可能な方(年間60日程度)
  • 瑕疵保険検査員の登録を行っていただける方(建築士資格をお持ちの方に限る)
  • 登録時点で65歳未満の方(現場の安全環境を考慮)
    ※資格要件について、状況によりお断りする場合がございますので、詳しくはお問い合わせください。

よくある質問

Q : 現場監査士になるためには、どのような手続きが必要ですか?
A : 現場監査士になるためには、認定講習を受講していただき、認定試験に合格していただく必要があります。
Q : 講習費用の支払い方法は、どのようにすればよいですか?
A : 銀行振り込みとなっております。お申し込み後、講習の3営業日前までにご案内させて頂く「認定現場監査士登録手続きサイト」より振込先情報をダウンロード頂きお振込みください。
Q : 現場監査士の有効期限はありますか?
A : 契約期間は1年間とし、更新の時期に双方の契約更新の意思確認の上 更新となります。又、建築現場での安全を考慮し、満70歳までを業務委託契約更新期間とさせていただきます。
Q : 現場監査って初めてなのでよくわからないのですが?
A : 講習の他、現地研修も行い、第三者監査が初めての方でも自信をもって行えるまでサポートします。
Q : 認定講習にかかる所要時間はどれくらいですか?
A : 認定講習は2時間程度のカリキュラムとなっておりますが、瑕疵保険業務の説明も含めると合計で3時間程度となります。
Q : 認定現場監査士の認定を取り消される場合はありますか?
A : 監査業務に対する理念や行動規範に反する行為が見受けられた場合、申込等に虚偽の記載があった場合、認定を取り消しさせていただくことがあります。

運営事業者:株式会社 NEXT STAGE