北海道エリア LIXIL×NEXT STAGE セミナーを開催いたしました


この度、北海道エリアにて株式会社LIXIL 札幌支店様主催の
『現場管理の改善を検討されている経営者様向け』セミナーが
10月3日(火)に開催されました。

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「家づくりの本質を歩む!住宅品質を安定し向上させるこれからの施工管理」をテーマに
弊社代表の小村が住宅品質を安定し向上させるこれからの施工管理、
経験から感じた現場の実態やPDCAを回し続ける品質管理について講演させていただきました。

お越しいただきました参加者の皆さま、熱心に受講いただき
「満足した」とのご感想を多数いただきました。
 
スタッフ一同心より感謝申し上げます。

品質向上とは

 【コメント】

今回皆さまにご紹介いたしますのは、土台工程での床束の施工状態となります。

1枚目の画像をご覧になって、何か気づかれるでしょうか。
床束の足元が何かスプレーでもされているかのように見えるかと思います。
2枚目の画像が、その足元を拡大したものになります。
現場の大工さんに確認しましたら、束ボンドを使用する際に
予め接着面となる耐圧版を金ブラシで擦った後、
掃除機で清掃し綺麗な状態にしてから接着したとのことでした。
何をもって優良と判断するか。
明確な基準はありませんが、それは職人さんの一手間や一工夫が感じられる施工であることと考えています。
ちなみに、今回の事例については『この方がボンドの喰いつきが良いと思ったから』とのことでした。

現場作業の中で、判断基準となるものがないまま問題に直面した時。
【良いか悪いか判らないが、こっちの方が良いと思ってまずやってみる】
実はこの思考こそが、品質向上の正体と考えます。

「釘の打ち忘れがあります」⇒「打ちました!」
「ナットが緩んでいます」⇒「締めました!」
「止水テープの貼り忘れがあります」⇒「貼りました!」
 これらの行為は品質向上となるのでしょうか。
 実はしていません。「品質を維持した」だけなのです。
  
上記でご紹介した事例のように、NEXT STAGEの現場監査を導入されているビルダー様の施工現場では、
このような素敵な化学反応や現場風土に出会える瞬間があります。
そういった瞬間に出会えることは、ビルダー様の品質向上の取り組みをお手伝い出来たことを
実感する瞬間であり、我々の喜びでもあります。

その施工を見た時に『考える』ことを感じられるかどうか。
皆さまの現場はいかがでしょうか。

見落としに気を付けて -柱芯ずれのある場合の耐力壁施工-

 【コメント】

910モジュールで住宅をプランし、施工をされていることが多いと思いますが、
たまに、部分的に「柱芯をずらす」ケースもあります。
外壁廻りで柱芯をずらすことがあり、かつ面材耐力を用いる場合は、
耐力壁位置を図面と照合させ、注意して確認する必要があります。

写真例で説明させていただきます。
この現場では、柱の位置を9㎝程ずらしているところがあり
図面上では写真の右側が1m幅の耐力壁と、写真の左側が非耐力壁となっていました。
910幅の面材を他の部位と同じように施工してしまうと間柱位置に釘を打つことになり、
耐力壁として扱えなくなります。
職人さんが、習慣や図面の見落としで、910幅の材料を使ってしまうケースがあります。
正しくは、1000幅のものを使用し両端の柱に釘を打ち固定します。

このようなケースは、建物外部から見ても内部から見ても、
一見問題なく施工されているように見えるため、図面による照合確認をしっかりしていないと
見落としてしまう場所となります。
ご注意ください。

『品質管理の源は、企画品質と設計品質にある』

住宅産業界で言われる『住宅品質』という概念を、
ほとんどの方々はクレームの無い住宅や、
性能が高い住宅、また施工がしっかりしていることと
何となくイコールに解釈してしまう傾向がある。
実は『住宅品質』には、4つの目指すべき品質が存在することを
ひとまず原点として認識していただきたい。

4つの目指すべき『住宅品質』。
それは「企画の品質・設計の品質・施工の品質・維持の品質」であり、
その総合的な精度を示すものである。
前段に認識されている『住宅品質』のイメージからすると、
施工の品質だけを見て判断しているケースも非常に多いのではないだろうか?
最後の「維持の品質」に関しては、全国的に見ても散々な状況であり、
長期優良住宅認定を受けた住宅でさえ、
引渡してからの力の入れようは非常に希薄である。

今回は、一番最初の「企画の品質」に目を向けていきたい。
なぜならば、我々が建築現場で、品質向上に取り組む上で、
現場スタッフだけで改善できる割合は3割程度に過ぎないからである。
もし、それ以上の改善を求めるならば、着工前の「設計の品質」を改善しない限り
現場が納まらなかったり、不具合が起きたりする。
更に言うならば、その設計が行われる前提として、
会社が作り出す商品企画の段階から、しっかり仕様や納まりを吟味していないと
惰性的に設計業務に流れ、工事管理にしわ寄せが行ったまま、
いつまでも改善されないケースとなることが非常に多いからである。

現在では、住宅仕様の企画化やパッケージ化が進んでいる。
ユーザー目線での趣味嗜好や、価格帯、暮らし方のご提案、快適性やランニングコストなど、
様々な角度から販売戦略を重視した企画バリエーションが年々進化していく半面、
施工性や安全性という現場目線からしっかりと企画されていく視点が、最近非常に乏しく感じる。
この辺りの現場目線をしっかり持って商品企画を行い、
生産性を重視した設計仕様の安定化と明確化に向けての設計品質改善を図らない限り、
現場生産性はいつまでも向上していかないのである。
つまり「企画の品質改善」が、品質向上に繋がる源であることを認識しない限り、
設計瑕疵が減少していかないのである。

瑕疵と言えば、何となく施工瑕疵ばかりを取り上げる傾向にあるが、
実は隠れた設計瑕疵がどれほど多いかを深刻に考えていただきたい。
どれだけ施工基準やディテール(詳細)を決めても、
根幹となる設計仕様がブレれば無用の長物となる。

商品に対する企画や設計の品質改善に必要な実践行動とは、
まず企画者や設計者がしっかりと現場に行くことである。
現場で引き起こっている課題を抽出し、同じミスを引き起こさない対策を
設計段階から見直して、取り組むことこそが重要である。

そこで我々の第三者品質監査の結果報告が、
住宅品質向上にどれほど貴重な情報源となりうるかをご認識いただき、
上手く品質改善に取り入れ、活かしていただきたい。

2017年度ACU第6クール 3回目を開催いたしました

弊社、NEXT STAGE GROUPでは全国数万件の施工管理実績と事例をもとに、我々しかできない
独自の実践的プログラムをご用意し、現場管理者としての思考や実践的ノウハウを含め、
次世代へ期待される現場マネージャーへの育成を目指しております。

この度「現場管理者向け実践養成講座【A.C.U.】」の2017年度
第6クール 3回目を開催いたしました。

第3回目は現場管理者が理解しておかねばならない工程計画についてや、
設計図書に関する役割と、現場に落とし込むための設計視点の力を身に付けるため
実践的な研修を体験していただきました。
 
今回は本部 監査管理部課長と関東支店・中四国支店の支店長による講義でした。
これまでの座学形式とは違い、グループでの共同作業による実習。

受講者の皆さま、それぞれの意見を出し合いながら
与えられた課題に取り組んでいらっしゃいました。  
   

   
   


 
 
【今後の開催日程】
第1回 2017年   7月28日(金)/ 29日(土) 開催済
第2回 2017年   8月25日(金)/ 26日(土)   開催済
第3回 2017年   9月29日(金)/ 30日(土)   開催済
第4回 2017年 10月27日(金)/ 28日(土)
第5回 2017年 11月17日(金)/ 18日(土)
第6回 2017年 12月15日(金)/ 16日(土)

【開催時間】
 金曜日:13:30~17:30
 土曜日:  9:00~12:00
 
※詳細及びお申し込みにつきましてはこちらをご覧ください。
 
事務局(お問い合わせ)
株式会社 NEXT STAGE  A.C.U運営室
TEL:06-6809-3333
FAX:06-6809-3332
※メールでのお問い合わせはメールフォームをご利用ください。