面材耐力壁の施工のちょっとした意識の違い

地震力や風圧力に対抗する面材耐力壁は、面材を留める釘の種類とピッチを順守することで所定の耐力を発揮します。そのため、市販されている面材には、施工ミスの防止のために釘を打つ位置が記されているものが多くあります。



NEXTSTAGEが訪問させていただいていた現場を振り返ってみると、マークを意識して施工を行った現場の方が、マークを意識せずに施工を行った現場に比べ、釘の打ち損じや打ち忘れなどの不備が少ない傾向にあります。職人さんのちょっとした意識の違いが、現場の施工品質の差を生み出しているのです。

現場環境の優良事例

最近、働き方改革が話題となっていますが、建設現場の環境の改善も大切です。


現場が汚いと現場管理ができていないように見えてしまいます。泥を現場内外に引っ張ってきたり、トイレが汚れていたり、ごみが散乱していたりする状態では、そこで働く協力業者さんのモチベーションが下がってしまいます。整理整頓・清掃・ごみ捨て等のルールを周知徹底して、良好な現場環境を維持することで作業者の意識が上がり、最終的には施工品質の向上、安全意識の向上に繋がっていくのではないでしょうか。

『売る』から『選ばれる』への転換は、本質でしかない

新築受注に関するこの一年間の全国工務店の営業面をみても、新しい顧客と出会う機会【集客力】に関しては、ジリ貧な傾向が続いているように伺える。さらに消費税に対する駆け込み受注の影響も、前回の8%へUPした時のことを思い出しても、今回は少しインパクトが弱いようである。
 
またマクロ的な要因から分析しても、やはり日本の人口の減少、つまり世帯数の減少は止めることはできず、これに連動し新築需要のパイは緩やかに縮小して行くことは否めない。
 
このような新築マーケットの大きな変化が予想できる環境においても、やはり工務店の掲げる中長期戦略はまだまだ集客強化という視点から脱却できず、様々な手法で知恵を出しながら、集客に対する投資を継続して行くのである。
 
ここで振り返っておきたい事は、本来、工務店事業という基本的な強みは、自らの家づくりの製造価値そのものと、そこで働く人材に対する価値の2つでしかない。良く似た仕様、良く似たデザイン、そして誰もが口で発する断熱性能や耐震等級など、耳からの情報だけを取ってみたら、顧客視点から見ると全く本質の違いが一体なんなのか解らない。つまり、この2つの価値の実力を受注面において、しっかりとしたフロント戦略に用いなければ、他社との決定的な差が生まれないということが大前提となる。
 
我々NEXT STAGEは、長年、地域のつくり手に対して製造現場に対する品質向上事業をメインに従事してきたが、品質向上を確実に具現化してきている工務店も少なくはない。このように施工品質向上を図ったビルダーの成長現象として、実は物凄い変化として、大きく3つ挙げられる。
 
1つ目は、現場監督が離職せず使命感を持って取り組み出し、プラス思考に転換できた点にある。現在の現場監督雇用の実態においても、これだけでかなり優位である。
 
2つ目は、協力業者が根付きコロコロ変わったりせず、業者そのものの姿勢が謙虚になり、学ぼうという姿勢が芽生えてくることにある。この点においても、業者が変わらず安定するだけで、品質のムラがかなり軽減され工期が安定し、製造計画自体もかなり安定していく。つまり経営的なキャッシュの流れも非常に健全になって行く訳である。
 
そして最後、3つ目は、何より現場の取り組み思考が変化して行くことで、営業の販売活動に変化が生まれることにある。具体的にいうと、現場の取り組む姿勢や品質における知恵や工夫の実践が他社との決定的な価値と捉え出し、その価値を販売に転嫁して行こう!転嫁して行かなくては!というマインドに影響して来たことが一番大きな収穫であろう。
 
こうなれば、従来型の仕様や材料価値だけでなく、自ずと手間に対する価値を販売に転嫁して行こうとすることで、自然に粗利率が上昇していく。この段階で工務店事業そのものが、棟数で売上を追うことではなく、価値提供により粗利率上昇で利益を追う体質に変化させることだと段々と理解されていくのである。
 
このように、工務店事業の本質に気付き中長期的にトライアルする工務店は、今では集客力という強化策から、いつでも現場を魅せるというリアル戦略にシフトしようとしている。その結果得られる成果は、一般のビルダーに経験したことのない成約率を導き出し、その導き出した顧客との接点が更なる顧客を呼び込む事で本質的な安定受注を実現していくのである。
 
こうなれば、住宅を売る!という行為から、選ばれる!というサイクルに転換され、まさしくレッドオーシャン事業である建築業界内の、ブルーオーシャン戦略と言えよう。今や、品質の高い工務店が確実に安定受注している傾向は、既に地域ブランドという大きな達成を実現しているのかも知れない
 

「時間を無駄にしない」大工さんの心意気

下の写真は、NEXTSTAGEが現場に訪問し監査を行っている時の一枚です。




監査に配慮していただき、作業を止めていた大工さんが、さりげなくPP袋を手にし、現場周囲のごみ拾いをされていました。この大工さんは、日ごろから習慣となっている行動のようで、現場を美化する意識、時間を有効に活用する意識の高さを強く感じました。

|A.C.U.|5月の開催報告/12・13クールのA.C.U.申込み受付状況

「現場管理者向け実践養成講座 A.C.U. 」を5月24日(金)・25日(土)の両日で、 第11クール6回目(大阪会場)と第11クー3回目(東京会場)を開催しました。

【大阪会場 第10クール 5回目】

5回目は、ビルダー様の工事現場をお借りして行う現場研修の日です。


自社の工事管理方法と違う他社の取組みは、やはり参加者の目を引き、特に関心を持って見学されていました。

↑工事進捗を確認するために
取り付けられたWEBカメラ

↑職人さんと仕上がりイメージを共有すために
各収納に貼られたイメージパース

現場研修の当日は、奈良テレビの方がビルダー様の取材のために現場に訪れていました。

 


●今後の開催日程
1回目 開催済
2回目 開催済
3回目 開催済 
4回目 開催済 
5回目 開催済 
6回目  6月21日(金)/22日(土) 

 

【東京会場 第11クール3 回目】

工事管理全般に関する管理内容として、品質管理、原価管理、安全管理などの管理内容や注意点を学ぶとともに、工事管理の基本のひとつである工程管理の目的や手法を学びました。工事日数の取り方や次の工種へのつながりなど自社の考えと異なる部分が多くあるようで、グループディスカッションでは熱心に意見交換されていました。



●今後の開催日程
1回目 開催済 
2回目 開催済 
3回目 開催済 
4回目  6月21日(金)/22日(土) 
5回目  7月19日(金)/20日(土) 
6回目  8月23日(金)/24日(土) 

 

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2020年度 第12クール及び第13クールのA.C.U. 申込み受付状況

第12クール〈大阪会場〉 2019年   7月19日(金)START
定員に達したため申込み受付を終了させていただきました。
お申込みいただきありがとうございました。

第11クール〈東京会場〉 2019年   9月20日(金)START
申込み受付中です。

【お申込】
詳細及び参加申込書はこちらになります。
ACU ご案内・参加申込書 2020年度 第12・13クール(PDF)

【お申込期限】
東京 2019年9月20日(金)まで

 

【お問い合わせ】
株式会社 NEXT STAGE  A.C.U.運営室
TEL:06-6809-3333
FAX:06-6809-3332
※メールでのお問い合わせはメールフォームをご利用ください。 →メールフォーム


NEXT STAGE GROUPでは全国数万件の施工管理実績と事例をもとに、我々しかできない独自の実践的プログラムをご用意し、現場管理者としての思考や実践的ノウハウを含め、次世代へ期待される現場マネージャーへの育成を目指しております。