サッシ廻りの注意「テープの粘着力」

写真は、サッシ廻りで透湿防水シートが防水テープから剥離してしまっている状況です。


防水テープの剥離紙を剥がしてから、時間を置いたことにより、ほこり等が付着し、防水テープの粘着力が低下したと思われます。また、テープの粘着力にまつわる他の事例として、透湿防水シートと防水テープの相性が悪かった、外気温が低く防水テープの粘着力が低下したなどがあります。

土台のアンカーボルト穴の不備事例

写真は、アンカーボルトを通すために土台にあけた穴(矢印部分)がメーカーの推奨する値より大きくあけられている不備事例です。


穴が大きいとスクリューワッシャーと土台との接地面積が減り、土台の固定力が充分に発揮できない恐れがあります。土台の据え付けの工程は短く、スクリューワッシャーが取り付けられてしまうと確認できなくなるところなので、注意が必要です。

完成見学会だけのファンづくりでは、大きな機会損失である

建築会社の事業目的が家を造ることであれば、やはり家を造る為の受注を強化し、いかにコンスタントに集客からファンづくりというステージにシフトアップして行くかを皆さん考え、期待しているのではないだろうか。

地域の建築会社は、大手ハウスメーカーのように住宅展示場という大々的な投資をして行く販売戦略は非常に不向きであるだけに、お引渡しするお客様に了承を得ながら、完成見学会を中心にイベントを開催し、そこを一つの集客装置としてファンづくりを強化し、受注に繋げていく会社が非常に多い。

ここで皆さんに是非考えて頂きたいことは、地域建築会社としての本当の自社の強みを社内でどれだけ明確に共有し整理できているかということと、又その強みを生かす機会をどれだけ地域に発信、展開できているのかという、シンプルで大切な2つの命題である。

私自身も全国の沢山の工務店を見てきた中で、デザインや性能、そしてコストパフォーマンスといった今どきの定番告知はさておき、必ずホームページや会社案内で書かれている自社というものを伝えたい根幹の内容のキーワードは、こぞって『確かな品質』『迅速な地域密着』『信頼の責任施工』など、自らの家づくりの使命をアピールされている会社が非常に多いのである。地域建築が不動産戦略でない限り、年間に何百、何千という家づくりを供給することではなく、住まい方という視点での価値創造を地域にいかに届けるかという視点で考えてみても、1棟完工するのに4〜6か月という長い工事期間に対し、竣工時のたった1回の完成見学会という発信では機会損失の何者でもない。

例えば、自社の強みのキーワードが『確かな品質』であれば、この半年近い1件の建築工期中の現場パフォーマンスを、いつでもお客様の興味のあるタイミングに自由に見学に来て頂ける機会さえ作れば、今までの何十倍ものファンづくりができる環境ができるというシンプルな考え方が生まれてくるのである。つまり、機会の最大化である。何も、構造見学会というような瞬間風速的なイベントを強化するのではなく、建築フローの流れそのものを自然に魅せる化し、落とし込んで行くことが実は大切な考え方の一つではないだろうか。

しかしこれが出来そうで出来ない理由は、自社の施工品質が本当に確保されているのか否か!という本質的な実力の部分でしかない。ここを本気で取り組んで行く建築会社が、実は現場を魅せる化してどれほど受注を上げているのか?という実態をあまり知られていない。そして魅せる化という誰もが真似出来ない一歩上の販売戦略が展開できる会社は、本当に希少価値に近い領域なのである。

我々NEXT STAGE GROUPは、600社近い建築会社さまと品質監査を通じて、品質向上に一生懸命取り組んできたが、これからはそんな一歩先の本質を歩んで頂いている建築会社様向けに、今夏から『Kengakuクラウド』とタイアップし、自社の建築工期中全てを利用した地域集客型見学予約システムを展開し、品質に対して更なる強みの価値発信をお手伝いし、結果、とんでもない成約率を叩き出して行きたいと思っている。

|A.C.U.|3月の開催報告

「現場管理者向け実践養成講座 A.C.U. 」を3月22日(金)・23日(土)に開催いたしました。今回は、 第10クール3回目(大阪)と第11クール1回目(東京)の2会場での開催です。

【大阪会場 第10クール 3回目】

工事管理全般に関する管理内容として、品質管理、原価管理、安全管理などの管理内容や注意点を学ぶとともに、工事管理の基本のひとつである工程管理の目的や手法を学び、グループディスカッションで実際の工事手順に関する活発な議論も行えたことが印象的でした。


●今後の開催日程
1回目 開催済
2回目 開催済
3回目 開催済 
4回目  4月26日(金)/27日(土) 
5回目  5月24日(金)/25日(土) 
6回目  6月21日(金)/22日(土) 

 

【東京会場 第11クール 1回目】
「柱は何のために必要か?」など基本的なところから、住宅の木構造や基礎構造など住宅建築に関する知識を学びました。東京会場は新しくスタートしたばかりなのですが、ご参加者の年齢が近いからなのか皆さん積極的に交流をはかられていました。


●今後の開催日程
1回目 開催済 
2回目  4月26日(金)/27日(土) 
3回目  5月24日(金)/25日(土) 
4回目  6月21日(金)/22日(土) 
5回目  7月19日(金)/20日(土) 
6回目  8月23日(金)/24日(土) 

 

【お問い合わせ】
株式会社 NEXT STAGE  A.C.U.運営室
TEL:06-6809-3333
FAX:06-6809-3332
※メールでのお問い合わせはメールフォームをご利用ください。


NEXT STAGE GROUPでは全国数万件の施工管理実績と事例をもとに、我々しかできない独自の実践的プログラムをご用意し、現場管理者としての思考や実践的ノウハウを含め、次世代へ期待される現場マネージャーへの育成を目指しております。

自社基準があるから判断ができる

写真は、設置した大引きに節抜けがある写真です自分が管理する現場で発見したとしたら、大引きを交換しますか?それともこのままにしますか?


施工の指針として建築基準法やフラット35の仕様書等がありますが、このあたりのことを判断するための明確な基準はありません。そのため職人や監督の経験や勘などの主観による判断となり、答えは皆バラバラになってしまいます。問題があると思いませんか?品質の安定と向上を図るための取り組みでは、まず、現場に携わるスタッフが全員同じ判断をするためのモノサシ「自社施工品質基準」の構築から行う必要があります。