NEXT DOOR

『当社、Acro Fields 季刊誌発刊制作を通じて感じること』

今回も、皆さまからご期待いただいている当社の季刊誌『Acro Fields』の秋号の発刊に際して、
インタビューや対談のため色々と全国を回っている。
住宅品質向上を本質的にチャレンジされているビルダー経営者様にスポットを当て、
有意義で貴重なお時間をいただけることが、我々の事業推進のエネルギーの源になっていることに
心から感謝したい。

日本には沢山のつくり手が存在する中で多種多様な価値観があり、
やはり中小企業が多いこの業界においては、経営者の根本的な価値観に委ねられていることが
非常に大きく感じる。
多くは、性能や仕様、そして機能を武装さえすれば最高の住宅スペックに変身したかのようになり、
また何らかの仕組みやシステムを導入すれば生産性を手に入れたかのように錯覚する。
販売促進についても、あらゆる成功事例やケーススタディーを試みながら、
他社との意見交換の中で真似をしてみたり、現場の品質管理となれば、
清掃や安全対策が出来ることが、イコール品質向上と勘違いしている企業も非常に多いことも事実である。
確かにどれも必要なことではあるのだが、つくり手として本質的な成果や成功を
おさめている企業に共通する点は以下のことだと改めて体感した。

自らが提供したい家づくりの芯をしっかり持ち、あくまで手段として、
性能や仕様を選択し、しっかり吟味し決断していることにあった。
また生産性向上を具現化する為のシステムや仕組みも同様、システム先行型ではなく、
仕事の風土改革の為に必要な手段であることに同じく軸があり、現場主義の精神が根強くあること。
さらに販売促進に関しては、第一線の営業が自社の家づくりに惚れ、
一番のファンであることに過ぎなかった。
つまり、経営ロジック自身が非常にシンプルであることと、経営者に人望があることが
共通して感じたことであった。

情報交錯の時代、沢山の情報を素早く取り入れる会社ほど、現場が混乱し、
社員との共有が一方通行になっていたり、逆に、自らの家づくりの目的が明確な企業ほど、
必要な情報を無駄なく的確に伝達され、現場を取り巻く環境が非常に豊かである。
さらに言えば、雇用状況や、協力業者の角度から見ても、成長している企業には、
優秀な社員が辞めないこともあげられる。優秀な社員という概念は、
売上を上げたり個人的な突出した能力を示しているのではなく、
素直で元気で謙虚な社員であることと定義づけてみよう。

協力業者も同様である。
やはり、職人の入れ替わりも少なく、日々の仕事に向き合う姿勢も全く違うのである。
仮に指摘があっても、素直に受ける謙虚さは、進化する仕様などにも挫けず
学び入れる力を持ち合わせている風土もある。
我々のような現場サービスを日々実践している企業だからこそ、本当の実態と要因が見えてくる。

戦略や戦術はあくまで手段。

やはり事業目的を果たし得る為の日々の改善を愚直に努める経営者は豊かな人望を抱き、
さらなる成長をしていくのであろう。
そんなつくり手に出会えたお客様は、どれだけ幸せなんだろうと今回はつくづく感じた。

各現場の裁量に住宅品質が委ねられていて、クレームやコスト増に悩まれているならまずはお電話、お問い合わせフォームよりご相談ください。