サッシ開口部廻りの防水シートとテープの施工注意点。

【コメント】

今回の品質を上げる為のスキルアップポイントは、
サッシ開口部廻りの防水シートとテープの施工注意点となります。
以前にもお伝えしましたが、各工程の中でも指摘率が非常に高い部分と考えます。
また、瑕疵保険適用No.1がこの防水工程となります。
実際に、お引き渡し後にこの部分の施工不備が原因でクレームになった案件を聞いた事があります。
そういった事を未然に防ぐ為にも、今回も少し興味を持って見ていただければと思います。

それでは、まず1枚目の写真をご覧ください。
サッシ開口部廻りの防水シートの施工状態となります。
一見、問題の無い施工に見えますが、実は全くと言って良い程、テープとシートが密着していませんでした。
1枚目の状態で、何らかの原因でサッシ開口部廻りに水が入った場合、
いとも簡単に躯体側へ水が入っていってしまいます。
 
次に2枚目の画像をご確認ください。
2枚目の画像の様に、しっかりとテープとシートを密着させる事が肝要です。

また、3枚目の画像はサッシ開口部廻りにある防水シートの継目部分を撮影したものです。
こちらも一見問題が無い様に見えますが、問題点が見受けられます。
防水シート端部が留められていない為、簡単にめくれ上がってしまう状況です。
この状況では、外壁が仕上がった後、壁内が通気する度にカサカサ音鳴りがする恐れがあります。
日中は気付かなくても夜になって寝静まる頃に何かしらの音が壁からする・・・。
また、外壁仕上げ材の裏側にくっついてしまいますと、通気そのものが出来なくなってしまい、
結露に繋がり易くなってしまいます。
ほんの少しの一手間、一工夫が未然に問題を防ぎます。
皆さんの現場を今一度、ご確認されては如何でしょうか。