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基礎立上り打ち継ぎ面の注意点!

【コメント】

今回のスキルアップポイントは、スラブと基礎立上りの打ち継ぎ面の注意点となります。
基礎の打ち継ぎ面は、様々な問題や改善事例が発生し易い部分となりますので、
その施工には注意が必要です。
今回は、その一例を皆さまに知っていただき、今後の施工に反映していただければと思います。

まずはこちらの写真についてです。
赤い矢印が指している部分をよく見ていただきますと、黒い液状のものと
設備スリーブ間に隙間が見受けられます。
この黒い液状のものの正体は打ち継ぎ面からの基礎内部への浸水を防ぐ止水材です。
止水を目的とする為に施工しますので、当然このような状況では意味がありません。
その場限りの思いつきや、やっつけ仕事ではなく、しっかりとその意味を考えた施工が大切です。

次にこちらの画像です。
型枠内に落ち葉や砂埃が溜まってしまっています。
基礎屋さんのお話しでは、コンクリート打設前に散水するとの事でしたが、
それでも限度はあります。
このままコンクリート打設を行った場合、
この部分はジャンカになる恐れが非常に高いと考えます。
ジャンカとは、コンクリート打設不良による空隙(くうげき)を意味しますが、
基礎にとって弱点となってしまいます。
今後は、同じ事を起こさない為の対策を検討いただきたいと思います。
今回は、どちらの場合もその本質的な部分を少し意識していただくだけで
防ぐ事の出来る状況と考えます。
ほんの少しの意識と一手間一工夫。
品質向上とは何かを常に考えていただき、是非とも挑戦していただきたいと切に願います。

各現場の裁量に住宅品質が委ねられていて、クレームやコスト増に悩まれているならまずはお電話、お問い合わせフォームよりご相談ください。