GW休暇のお知らせ

拝啓

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、弊社のGW休暇を下記の通りとさせていただきます。
ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

◆GW休暇期間◆
2017年4月29日(土・祝)~2017年4月  30日(日)
2017年5月  3日(水・祝)~2017年5月  7日(日)
 ※2017年5月1日(月)・2日(火)は通常営業・2017年5月8日(月)より通常営業いたします。

~現場監査記録書の発送について~
GW前の発送に関しましては、2017年4月18日(火)午前中までの監査終了申請分までが
2017年4月27日(木)到着
となります。
何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

今後とも、格別のご支援、お引立てを賜りますようお願い申し上げます。

敬具

2017年度ACU第5クール 3回目が開催されました

弊社、NEXT STAGE GROUPでは全国数万件の施工管理実績と事例をもとに、我々しかできない
独自の実践的プログラムをご用意し、現場管理者としての思考や実践的ノウハウを含め、
次世代へ期待される現場マネージャーへの育成を目指しております。

この度「現場管理者向け実践養成講座【A.C.U】」の2017年度
第5クール 3回目が開催されました。

第3回目は、現場管理者が保持しなければいけない工程管理や設計図書の確認について、
実際の工程計画の重要性と役割、設計図書に関する役割、そして現場に落とし込むための
選択力・読解力・伝達力を身に付けるために、各グループに分かれ実践的研修を体験していただきました。
普段各社で使われている図面を用いての実習に、受講生の皆さま真剣に取り組んでいらっしゃいました。

     


【今後の開催日程】
第1回 2017年  1月27日(金)/ 28日(土) 開催済
第2回 2017年  2月24日(金)/ 25日(土)   開催済
第3回 2017年  3月24日(金)/ 25日(土) 開催済
第4回 2017年  4月21日(金)/ 22日(土)
第5回 2017年  5月26日(金)/ 27日(土)
第6回 2017年  6月23日(金)/ 24日(土)

【開催時間】
 金曜日:13:30~17:30
 土曜日:  9:00~12:00
 
※詳細及びお申し込みにつきましてはこちらをご覧ください。
 
事務局(お問い合わせ)
株式会社 NEXT STAGE  ACU事務局
TEL:06-6809-3333
FAX:06-6809-3332
※メールでのお問い合わせはメールフォームをご利用ください。

断熱材の施工

【コメント】

NEXT STAGEの監査でも、断熱材の施工に関しての不備事例が多くなってきています。
国の施策で、2020年までに戸建て住宅でも省エネ基準が義務化になり、建築確認申請でも
省エネ基準に適合しているかの根拠の資料(計算書等)が求められるようになると言われています。
その中で、断熱材の施工に対しても品質が求められるようになってきます。

1枚目の写真は、グラスウール断熱材の「防湿層」と呼ばれる表面のフィルムの留め付けの不備や、
柱や間柱の表面に防湿層が留め付けられていないなどの不備があります。
最近は現場発泡の吹き付け断熱材施工が多く、価格が高い分メーカーの責任施工になっており、
大工職人様の手間が減ります。
反対にグラスウール断熱材は価格が安い分、大工職人様の力量が問われる部分になります。

2枚目の写真は、グラスウール断熱材の防湿層がきっちりと留め付けられており、
見た目にもきれいです。
このビルダー様は「断熱マイスター」と呼ばれる大工職人様が断熱材を施工しており、
施工方法を正しく理解して施工しています。
長期優良住宅やZEHなど、性能が高い住宅ほど正しい知識に基づいた断熱材の施工が必要になりますが、
現場に携わる職人様や設計者様も、適切な断熱材の選定や正しい施工が求められるようになる
時代がやってきます。

『パレートの法則に忠実な施工改善が、品質向上を加速させる』

パレートの法則とは皆さんご存知の通り、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが
発見した冪乗則(べきじょうそく)である。経済において、全体の数値の大部分は、
全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論であり、80:20の法則、
ばらつきの法則とも呼ばれている。
我々の施工品質監査業務においても同様、全国の建築現場で引き起っている様々な施工不備も、
2割の箇所で8割の不具合が引き起っていると言っても過言ではない。
あくまでも、地域性や工法、そして設計仕様に応じて、不備傾向も多様化する。

本来事業主が、自らの設計仕様を標準規格化し、その内容に応じて現場施工に挑むのであるが、
何棟引き渡しても人間が管理できる精一杯の品質管理を最大化することが中々出来ない所に、
今や職人不足というような環境や人的裁量に依存した現場事情が沢山関与しているのである。
その要因のほとんどが、職人の施工不備、設計図書の不備、工程管理の不備の三大要素に
起因している。
以前のコラムにも記載したが、やはりこの3つの根幹の要因の中を緻密に傾向を分析し、
自らの現場を具体的な改善に結びつけるアクションをスケジュール化していく必要が
あるのではないだろうか?

手順としては、まず自らの状況を正確に知ることが必要である。
その手段として、我々、住宅品質管理会社を第三者的に利用し、後戻り出来ない工程ごとに
不備内容項目を指摘順に抽出し、引き起っている傾向値をしっかり取り上げることが重要である。
すると、必ず全体の監査をする項目に対し、不備として挙がる項目の8割ほどを抽出すると、
実は全体の項目数の2割にも満たない部分の監査項目のみが課題として見えてくるのである。
次の手順として、どの工程タイミングで傾向把握するのか?というポイントである。
一般的には、基礎、構造、防水、断熱といった漠然とした主要瑕疵タイミングで、ある程度の
把握で済ましてしまう。
いわゆる検査会社的視点に過ぎなくなってしまう。
例えば基礎工程であれば、『基礎底盤コンクリート打設前』という明確なタイミングを
指示しない限り、設備配管が未設置状況でチェックするなどの作業行為でしか無くなってしまうし、
また法令に記載されない様々な箇所においても明確な施工基準が存在しないことで、やはり事前に
自社施工基準を自社で明確に構築しておく必要があることに気付くのである。
このような流れでしっかりと一定の数の現場を把握し、傾向を取らない限り、新たな職人の起用や
仕掛かりの多い時期に差し掛かるなどの環境の変化で、全ての傾向値が崩れてしまうのである。

 このような年次を通じての環境の変化も加味していくことも重要だとすれば、やはり通期的な
自社施工管理スキームとして標準的に根付かせることが、先行ビルダーとなる為の必須の仕組みと言えよう。
あとは、優先的に抽出される箇所を、日々の施工管理の中で具体的な改善を愚直に積み重ねていくことで
一気に抜本的改善が進んでいく。
やはり同じミスを繰り返さないという日々改善の継続を実践することこそが、
本質的な現場での課題解決であり、施工管理の本来の仕事であるに違いない。

止水処理の考え方!

【コメント】

今回の品質を上げる為のスキルアップポイントは、配管貫通部の止水処理となります。
各工程の施工の中でも指摘率が非常に高い部分と考えます。
今や瑕疵保険適用No.1がこの防水工程となります。
実際に、お引渡し後、この部分の施工不備が原因と考えられ、クレームにまでなった報告があります。
そういったことを未然に防ぐ為にも今回も少し興味を持って見ていただければと思います。

それでは、まずこちらの写真をご覧ください。
ダクト廻りの止水処理ですが、問題があります。
赤い矢印の部分に防水シートの左右の重ね部分があり、そこに貫通部があります。
画像部分のダクト右側の止水処理は上側の防止シートにしか止水処理がされていませんので、
下側のシートには止水処理がありません。
このままの状態で、何らかの原因で継目部分から水が入った場合、
水は向かって右方向に移動します。
そして、そのまま止水処理の無い部分から躯体側へ浸水してしまいます。

次にこちらの画像です。
現場ではたまに見かける施工かと思います。
しかし、よく見ていただきますと、管と管の間に隙間が見受けられます。
これでは簡単に内部に浸水してしまいます。
抱き合わせの配管や配線は要注意となります。
今回の事例に共通することは、『無意識の施工』ということです。
一見、問題が無いように見えますが、よく見るとそこに問題が潜んでいます。
止水処理は水の流れ方をイメージしながら行うことがとても大切です。
ほんの少しの一手間、一工夫が未然に問題を防ぎます。
皆さんの現場、一度確認されてはいかがでしょうか。